フラペチーノのないスタバ
スターバックスといえば、フラペチーノであったり、話題の期間限定ドリンクだったり、コーヒーというよりライフスタイルと話題性の高いドリンクの店という印象が強いでしょう。しかし、世の中にはフラペチーノがなく、より上質なコーヒー体験ができるスターバックスがあります。それが「neighborhood and coffee」なのです。
ネイバーフッドでしか味わえないメニュー
starbacks neighborhood and coffeeは日本で8店舗（neighborhood and coffee専用webページがないため、もう少し多いかもしれません）しかない店舗で、通常のスターバックスとはメニューが完全に異なります。
スターバックスには、STARBUCKS RESERVEという厳選した豆を使用したプレミアムラインがあります。通常のスターバックスにもスターバックスリザーブを取り扱っている店がありますが、ネイバーフッドアンドコーヒーではスターバックスリザーブしか取り扱われていません。通常のスターバックスにはないアルコール類も提供されており、様々なビールやワインや、それを活かしたメニューが味わえます。
「エスプレッソトニック」や「マムズアップル & ティー」のように、neighborhood and coffeeでしか取り扱われていないようなメニューもあります。エスプレッソトニックは個人的にかなりおすすめで、炭酸水の上にエスプレッソが載った状態で提供されるのを混ぜていただくのですが、爽快な中にエスプレッソの風味が乗っかり、上品かつ眼が覚めるようなキレがあるドリンクです。
バキュームプレスの「Clover」
STARBUCKS RESERVEを提供する、バキュームプレス（蒸らしたら一気に吸い込むという抽出方法らしい）を採用したマシン「Clover」。香りを一切逃さないと言われる、豆の旨味を追求したオリジナルなコーヒーが楽しめます。
こちらが、そのスターバックスリザーブでのラインナップ。この時点での豆２種類を楽しんで見ました（豆の種類は季節などによって変わります）。なにせ香りが素晴らしいのと、抽出が早いので旨味が凝縮されている感じです。でもなぜかスッキリとしているという本当にこのマシンでしか味わえないテイストです。
よりリラックスできる空間
neighborhood and coffeeの店内は、普通のスターバックスとは大きく異なります。まず、店員さんは十分な知識と実力が必要な上質なビバレッジを扱っているためか、全員がブラックエプロンを取得しています。また、neighborhoodという言葉にあるように、近所感覚の店であるためにフレンドリーです。
店内もかなりスペースを贅沢に使っており、通常のスターバックスより圧倒的に解放的な雰囲気を楽しめます。また、外にはテラス席があり、ペット連れや元気が有り余っている子供がいても気軽に上質なビバレッジを楽しむことができます。
駅近の通常のスターバックスと比較して
たまプラーザには、通常のスターバックスが改札出てすぐにあります。しかし、たまプラーザヘビーユーザーの実感として、基本的にほぼ満席状態。注文待ちも気づいたら長蛇の列なんてことはよくあります(ちなみにこちらのたまプラーザテラス店スタバでもSTARBUCKS RESERVEは楽しめます)。
一方のneighborhood and coffeeは改札から徒歩3分程度かかりますが、だいたい空いています。何度も利用していても土日の午後3時ごろはほぼ満席状態になりましたが、今まで席が取れなかったのは一度もありません。解放的でスペースにもゆとりがある贅沢な空間でより上質なビバレッジを楽しめるにもかかわらず、改札近くの通常のスターバックスが満席になる平日18時ごろでも多くの空席があるのは謎といっても過言ではありません。
駅近スタバの様子
neighborhood and coffeeの様子
より解放感が欲しい時には野良IT
この上なく開放感を味わえるneighborhood and coffeeですが、それでも何時間も座っているとより解放的な環境が欲しくなります。そんな時こそ野良IT。たまプラーザには美しが丘公園という野良ITスポットがありますし、さらに足を伸ばせば菅生緑地というさらに本格的な野良ITスポットもあります。
neighborhood and coffeeと野良ITをうまく使い分け、よりクリエイティブな時間を送ってみませんか？
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