正直言いまして、寒い冬は野良ITに適した季節ではありません
野良ITはエクストリームスポーツではないので、あまりに寒い環境下で集中なんて言葉とは無縁の状態でもするものではありません。
僕は今ちょうど屋外で野良ITをしながらこの記事を書き始めました。この時の気温は10度で、湿度は40パーセント。風は吹いたり止んだりを繰り返しています。穏やかな日差しは適度な暖かさを提供してくれますし、張り詰めていた緊張がふと緩むような感覚に浸っています。
晩冬の野良ITにおける服装
晩冬に野良ITをしている僕の今の服装はそこまで厚着ではありません。コロンビアのアーチャーリッジジャケットにデニムという比較的軽装です。
この服装ですと、普段街中で行動するにおいては寒さと感じることなどは特にありません。ただ、冬の屋外は、動かずに座っていると非常に寒いですので、公園などで野良ITをする際には軽装すぎるのではないかと我ながら思いつつ野良ITを始めてました。実際のところ、胴体部分は特に寒さを感じることはありません。しかし、Macbookのアルミニウムボディが冷たくなることにより、だんだん指先から冷えていくことによって、1時間近くなってくると段々集中するのが難しくなってきました。集中力が欠如するというのは致命的なので、指先などの寒さ対策は必須ということがいえるでしょう。
晩冬の野良ITの可能性
寒さによって指先がかじかみ、1時間程度が限界という冬の屋外において野良ITをするというのはありなのかと聞かれたら、僕はありだと思います。
もちろん常にありで毎日やろうとは思いません。ですが、穏やかな日差しと透き通る空気に乗って聞こえる自然音というのは、精神の緊張を緩和することは間違いありません。そもそも野良ITというのは、一日中するものではなく、環境の変化を与えることによって、効率性の上昇やクリエイティビティの発揮をもたらすというスタイルです。なので、毎日同じ環境で作業している方が、環境の変化を自らに与えるために30分から1時間程度野良ITをするのであれば、晩冬という季節においても十分に野良ITの恩恵を得ることは可能だと僕は考えています。