この投稿は、以前紹介した「新宿中央公園は素晴らしい野良ITスポット」だとした、下記のエントリーの再レポートです。
>>REPORT.5〜新宿編@新宿中央公園はオアシスだった!
ではなぜこの場所を2回リポートせねばならないのか?
そう、ここは「かの新宿中央公園」だからです。
Pokémon GOで話題持ちきりの新宿。御苑は入場有料なのでやはり新宿中央公園か?
都庁のテントウムシのオブジェがあるところから抜けるとあるモニュメント。もちろんここもポケスポットです。ポケモンGOは、人が集まるところに出やすく、またルアーモジュールを使っている人も多いという連鎖から、ポケモンが人を呼び、人が人を呼ぶというサイクルで色々と問題が起きているようです。が、それらは他の記事に任せて、ここではやはり野良ITスポットという観点からのレポートにしたいと思っています。
前回のリポートではかなり快適な場所として紹介していた、この場所。 ん? そんなに人がいっぱいいない…。私の予想では公園に入れないほどごった返していると勝手に思っていましたが、リリースから一週間経った今、熱は早くも冷めてしまったのでしょうか?
ここも以前、私が快適に野良ITした場所、別名「秘密の花園」。ここも普段の新宿中央公園と変わりはない様子。もしかしてここは、「木々でうっそうとしているため、蚊が多い」からではないか?いくらポケモンGOに熱中しているからとはいえ、蚊に刺されまくっては集中できない。下記のエントリーの通り。蚊は夏の野良ITの抱える大きな課題なのです。
こっちにみんないたぞ!と言っても思ったほど大混雑ではなかった
メインとなる噴水のある方に行ってみると、いました。スマホの画面を見ながらひたすらポケモンをゲットし続ける方々。が、しかし私の予想では足の踏み場もないくらいと思っていただけに、少々肩すかしではありました。
このような美しい花が近くに咲いているというのに、みなスマホの画面を見つめている。もったいないと思う反面、これがもしかして野良ITが普及した時の姿なのか?
いかん、とはいえピカチューが…
すみません、私もついつい、ピカチューが現れたので、ゲットしてしまいました。
「いかんいかんぞ!、野良ITレポートなのだ、このレポートは!」と改めて、野良ITとは自然からインスピレーションを得て、それをクリエイティビティに還元するというもの!と念仏を唱え平常心を取り戻しました…。バーチャルなモンスターに心奪われてしまっていたのです…。(確かに入手できていないポケモンがたくさん出てくるのは本当でした)
平常心を取り戻し、野良ITをしつつ、速度も測ってみたら、上りのdocomoが35Mbpsと爆速になっていた(以前のレポートではダメダメでした)、一方SoftBankは上り下りとも15Mbpsと好成績。まあ、この速度リポートによる数値はあくまでも一つの指標に過ぎませんが、これだけの人が一度に大量にスマホで通信をすることは、この新宿中央公園において、初めてなのではないでしょうか?
そう考えると、それだけの通信キャパシティを備えていた、ということになり、野良ITの通信の優位性が証明されてしまったかも同じこと。やはりカフェなどでIT作業をするよりも、こう言った場所の空いている回線を使った方がいいに決まっているではありませんか! それがポケモンGOで証明されることになろうとは…。
こちらはイベントエリアですが、人もまばら。まあ、週末にイベントが行われるようなので、当たり前といえば、当たり前ですが。ただ、みんなが屋外でこのように、スマホやタブレット、PCを持ち出して、何らかの作業(今回はポケモンGOですが)をするということは、野良ITを推進する身としては、嬉しいはずなのです。
が、
「これが野良ITの目指す姿なのか?」
が、何かしっくりこないのは、ポケモンGOがゲームだからでしょうか。ゲームは楽しい。それは否定しません。しかし、野良ITは、外でITワークをすることにより、普段と違った楽しみ、特に創造性がアップすることを良しとしているのです。
ポケモンGOは比較的創造性が高まるゲームだとは思います。やはり屋外に出て、ポケモンを捕まえるのであれば、自然から得られるインスピレーションにも触れて欲しいと。ポケモンをゲットして、野良ITによるインスピレーションもゲットして欲しいと願うのでありました。
新宿中央公園はやはり野良ITでもPokémon GOでも快適でした
マップを載せるまでもないですが、一応。
そう考えると、Ingressを始めとする「外に出ないと楽しめないゲーム」を作った、Niantic社は野良IT推進企業ですね。Nianticの社員が、もし外でガンガンITワークをしていたら、これはまた野良ITの創造性が証明されるでしょう。