Adobeが実は野良ITのオススメをしていた!?
ちょっと前にいろいろなサイトで流れていた、AdobeのCreative Cloud 2015のモバイルアプリのプロモーション映像。
こんな感じで始まります。
Adobe系ソフトは存知の通り、Creative Cloudになってから、様々なアプリが統合され、月額課金になってからブーブー言われつつも、クリエイターの熱い支持を受けているクラウドアプリになったワケですが…。
今更ですが、よく見るとこれが野良ITそのものだと気付きました
まさにこれ!
映像は、shawna-xさんなるアーティストが、ニューメキシコ州の砂漠?と思しき場所で、様々な自然物からインスピレーションを受け、Creative Cloudのアプリを使って作品を仕上げるという内容です。
もちろん、Adobeの言いたいことは、スマホで撮った写真素材を加工共有し、色などをピックアップし、最終作品にまとめる過程を、クラウドでスマホで簡単にできちゃうよ!的な利用方法を提案しているわけですが…。
shawna-xさんのサイト>>
これってまさに野良ITじゃないですか!
野良ITは、悶々とした空気の淀んだ会議室や、オフィスを飛び出して、屋外にて様々なインスピレーションを受けながら、創造的にITワークをこなしましょう!と言うものです。それを、こんなイイ感じでプロモーションしてくださってAdobeさんありがとうございます(もちろん勘違い)。
日本版のこんなのもあります。
どうでしょう!コケ?みたいな植物からカラーパレットもらってますね。
イイですね。すごくイイです。ここまでいかなくても、ちょっと外に出て自然に触れるだけで、想像力が掻き立てられ、今まで全く浮かんでこなかったアイディアが湧き出てくる!というのが野良 ITの主だった効果であります。これを体現してくださっています。確実に野良ITはトレンドになっているという裏付けにもなりますね。
ただ、最後の仕上げを屋内の日本家屋的なところで、ノートPCでやっているあたりも、森林でバッテリーや発電機を使ってやってほしかったですね。野良IT的には。
(shawna-x さんはテントみたいなところでやっていて野良度アップですが)
最後のアウトプットをバックライトディスプレイ?スクリーン?で、屋外でやっているのもイイ感じです(合成かもしれませんが)。
人工物でもとにかく屋外からインスピレーションを受ける
下記も同じシリーズです。屋外といえば、屋外ですが、人工物からインスピレーションを受けています。
野良ITは、基本自然の中に身を置くのが推奨なのですが、ただ単に屋外、という環境もこの映像から考えるとアリなような気もしています。
人工物とはいえ、屋外(この場合は廃墟?)、もしくは人があまりいない場所を散策しているうちに、湧き上がってくる創造性といった感じでしょうか?
この映像のようなクリエイター向け野良ITイベントも面白そうだなと思いました。
まあ、実際にはこんな簡単にできませんよ!って感じかもしれませんが、アイディアや素材を野良 ITからゲットするという感覚は非常に有効です。
すべての創造的な作業のために「野良 IT」をオススメします。