今日は立秋。暦の上では今日からは秋です。ということで、この和歌を紹介します。
川風の涼しくもあるかうち寄する波とともにや秋は立つらむ
川を眺めつつクールダウン
この和歌は、紀貫之が立秋の日にお偉いさんたちの川遊びにお供した時の一首です。
涼しさをもたらす川風が「立つ」のと、秋が「立つ」のを掛けて即興詠したもので、「川風が涼しく吹いていることよ。その風に立って打ち寄せる波と共に、秋は立つのだろうか。」という意味です。
即興で詠まれたシンプルで飾りすぎていなく、とても粋な歌ではないでしょうか。
しかし、我々の感覚ではいくら「暦の上では今日から秋と言われても9月の半ばまでは真夏です。連日の茹だるような暑さが、これから一月も続くのかと思うとやっていられないという気持ちでいっぱいなのは私だけじゃないと思います。そんなこの時期にNORA ITなんて…って思われる方も多いと思いますが、実はこの時期だから味わえる格別なNORA ITスポットがあるのです。
家を出た瞬間のモワッっとした熱気が街中を隙間なく埋めているわけではないのです。熱気が埋めきれないちょっとした隙間こそ、クーラーよりも心地よい冷気を感じることが出来るベストなワークスペースなのです。
オススメは河川敷
そんな夏のNORA ITスポットとしておすすめしたいのは、河川敷です。
そもそも、河川敷自体は夏限定のNORA ITスポットではありません。四季を通じて季節ごとの魅力を兼ね備えているNORA ITスポットです。
そんな河川敷を僕はあえて夏におすすめしたいと思います。なぜなら、川風の存在があるからです。川風とは文字通り川から吹いてくる風なのですが、夏はこの風が実に気持ちよいものなのです。川風を浴びるととてもリラックスすることができます。その一瞬は新たな発想が芽生えやすくなる瞬間ではないでしょうか?
河川敷NORA ITの注意事項
さて、最後に僕が思う河川敷NORA ITでの注意事項を書いておきたいと思います
- 白い服装はやめておく
当たり前のことかもしれませんが、白い洋服は汚れます。一見綺麗に見える場所でも、結構汚いです。汚れても構わない服装で行きましょう。 - 川風の風速を侮るな
非常に気持ちいい川風ですが、風速は結構あります。書類など、軽い物の取り扱いには十分に注意してください。僕は持ち込んだ軽食がなんども飛ばされそうになりました。 - 通行人からの目線
河川敷でのNORA ITは公園などに比べて、通行人からの注目を集めやすいです。個人的には、小さい河川であれば、橋の下がお勧めです。通行人からの注目を浴びにくいうえ、直射日光を遮れます。ただし、気づかれた場合は他の場所より一段とキツイ視線を浴びますのでご注意ください。