外で、物事を考える
新しい物事を考えるというのは、身近なことです。一人で考えることもあれば、みんなで会議しながら考えることもありますが、いつも新しいアイデアが湧いて出て来るというような人はそうそういるものでもありません。煮詰まってしまい、ただただ時間だけが過ぎてしまうという時の対処法として、環境を変えるというものがあるでしょう。
外に出ることで、音や風、光に触れて、脳の思考がリフレッシュされるのです。これを実践されている方は多くいるでしょう。例えば、脳科学者の茂木健一郎氏は公園で執筆したり積極的に屋外に出ておられるそうです。これは効率と発想の豊かさという目的の違いこそあれど、野良ITの考え方と同じといっても過言ではないでしょう。
外で会議
しかし、一人で物事を考えるときと比べると、会議の時は場所の制約があります。
まず参加者の日程を合わせて外で話し合うなんて現実問題難しいですし、時間という面から見たら効率的ではないでしょう。しかし、効率によって全てを決定するのはナンセンスではないでしょうか。もちろん効率というのは重要な判断要素ですが、まずその効率計算が正しいかという部分に疑問が残ります。人の計算というのは、数値化できないものに対して非常に偏った判断を下すということは往々にしてあります。その上、新しい物事を考える時は、効率が正の作用をもたらす訳ではありません。効率優先至上主義によって、様々なアイデアの種が芽生えることなく消え失せていっているでしょう。
次に問題なのは場所です。会議というのは、どこでもできる訳ではありません。ある程度の座れる場所・机のような台となるものなどといった必要なものが多くあります。その上、内容も機密に関わるものもあるので、人がいる場所じゃできないということもあるでしょう。また、一切の当てがないので会議のための下見をするなんていうのは馬鹿馬鹿しいです。
そういう時のために、様々な屋外スペースを紹介してくれるサービスもあります。代表的なものであれば、ibashoなどが挙げられるでしょう。
野良ITの発想というのは、何もパソコンだけにしか使えないものではありません。会議など、すべてのクリエイティビティを発揮したいシチュエーションにおいて応用できるものなのです。
iBashoがおススメする場所で野良IT会議をしてみてはいかがでしょうか?